これらは出会い系サイトに登録して、退会しようとしたらできなかったと言う人の口コミや体験談です。
退会できない出会い系サイトが違法なのは言うまでもありませんが、なぜ退会できないのが違法なのか?
どうやって退会できる優良サイトを見付けるのか?
出会い系の退会と法律について見ていきましょう。
退会妨害は契約自体が無効
退会できないのは、退会妨害と呼ばれています。
この退会妨害を禁止するのは、消費者契約法です。ここには、勧誘や契約から退去や退会するのを妨害してはいけないと書いてあります。
1.消費者は事業者が消費者契約の締結について勧誘をするに際し、当該消費者に対して次に掲げる行為をした事により困惑し、それによって当該消費者契約の申し込み又は承諾の意思表示をした時はこれを取り消す事ができる。
2.当該事業者が当該消費者契約の締結について勧誘をしている場所から当該消費者が退去する旨の意思を示したにもかかわらず、その場所から当該消費者を退去させない事。
要するに客が帰ろうとしているのに店側が無理矢理引き止めて、無理矢理商品などを買わせた場合は、その契約は無効という事です。
出会い系サイトでいえば退会できない・させてくれない・退会フォームがないなどのサイトのことで、このようなサイトとの契約は無効になります。こんなサイトは問題外ですね。
一番多いのは退会申請はできるが、料金が発生しているため退会処理はできません!とか延滞料金を支払ってからの退会になります!なんかが多いですね。
ワンクリックで料金を発生させたように装い退会できなくしている出会い系サイトがあったら詐欺サイトなので無視して大丈夫です。
さらに「退会できるけど、未納金があるからそれを払ってね。」と言うのも法律違反になる可能性があります。
もし未納金に身に覚えがなくて払った意志がなければ、それは運営側が悪くなります。
電子消費者契約法により、サイト内で料金の支払いがある場合は有料だと分かりやすく表記しないといけないと決まっているからです。
本当の本当に身に覚えがない請求ならば、これも契約が無効となります。
ちなみに「退会しちゃうと損だぞー。」と言うのは退会妨害にはなりません。
「退会する前に無料ポイントをプレゼントするので退会を思い止まって欲しい!」というのは大手優良サイトでもあります。
ようは、退会できないのは法律違反だけども、退会するチョイスを残しながらも思い止ませるのは法律違反ではないのです。
ユーザーが自由に退会できる仕組み
では退会が自由にできる出会い系サイトの見分け方は?というのは、サイト登録前にそのサイトの退会方法を知っておけば見分けがつきます。
大手優良出会い系サイトの退会方法は、ブロガーがご丁寧に手順を攻略記事に書いてくれています。
また、サイトのホームページにはQ&Aなどで退会方法や退会時に必要が必要ない事などが書いてあります。
書いてなければ、運営に退会について聞いておきましょう。それらを見て、退会方法が分かったら出会い系サイトに登録すれば良いのです。
違法な出会い系サイトの場合だと、問い合わせがない、退会できると問い合わせで聞いたのに退会しようとしたらできなかった…などがあります。
問い合わせがない時点でそのサイトの登録は見送るべきですし、問い合わせ時の回答と現実が違った時のために問い合わせメールは保存しておきましょう。
違法サイトだとそんなの知らないと言い逃れされますが、退会できなければ明らかに契約は無効なので支払いがあれば無視してオッケーです。
退会ボタンがなければ、サイトを放置しておけばいいだけの話です。気になるのならばメアド変更などをしましょう。
悪質出会い系サイトは退会できない仕組み!情報を消さずに横流しする事も
悪質出会い系サイトは退会できない仕組みがあるばかりか、個人情報を消さずに横流しする事もあります。
迷惑メールを送ったり、新しい詐欺サイトへ登録するように促したりもあります。
はっきり言うと、こういった個人情報は消せません。警察に相談してもダメです。諦めるしかないのです。
個人情報の流出は迷惑メール被害などを生みますが、迷惑メールのURLをクリックしないなどで新しい被害は防げます。
退会妨害は違法です。
退会するのに料金が発生するなどの条件をサイトが先に提示していなければ無視しちゃいましょう。
そして、退会できる出会い系サイトを見つければ良いのです。
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