出会い系で美人局の被害は多い?!こういった女性は気を付けろ!

出会い系で美人局の被害は多い?!こういった女性は気を付けろ!

美人局(つつもたせ)は女性が男性を誘惑し、関係を持ったら金銭を巻き上げる恐喝の事です。

ほとんどの手口では出会い系サイトやマッチングアプリで出会った女性とホテルに行くと、女性の旦那と名乗る男が現れ、「妻がお前に犯されたから示談金を払え。」などで恐喝します。いわば、グルになって女性は男性をおびき寄せる係なわけです。

恐喝する男性は1人ではなく、ホテルなどの現場に複数の男性が乗り込んでくる場合もあります。美人局という行為はなんと日本の武士の時代にはすでに存在していて、男性の弱みに付け込む卑劣な手段が現在でも続いています。

目次

美人局が「びじんきょく」ではなく「つつもたせ」と読む理由

なんで「美人局」と書いて「つつもたせ」と読むの?その変わった読み方の由来とは?

「つつ」は女性の身体の大事な場所を表しており、それを使って(もたせて)男性を騙すことが由来しているという説もあります。いずれにせよ、「つつもたせ」という言葉が浸透するにしたがって、漢字も中国に倣って「美人局」と書くようになりました。

https://mag.japaaan.com/archives/85525/2

普通に読めば「びじんきょく」と読みますが、美人局はなぜ「つつもたせ」というのでしょうか?それは「美人局」の語源が中国(漢語)だからです。日本語の「つつもたせ」とは違うのですね。「つつもたせ」は元々「筒持たせ」と書き、「詐欺」や「いんちき」の意味で用いられた言葉でしたが、いつからかハニートラップとして美人局と言われるようになりました。

美人局の被害に遭った実際の事例

美人局の被害報告のニュースを見ると、合コンセッティングサイトや出会い系アプリ等が多く、マッチングアプリ利用者であれば誰でも被害に遭う可能性があります。最近は美人局の手口も巧妙に変化していますので、十分気を付けたいですね。それでは実際に会った事例を見ていきましょう。

美人局の手口で恐喝した疑い グループの主犯格を逮捕

美人局(つつもたせ)の手口で現金を脅し取ったとして、警視庁は住所不定、無職団野陽介容疑者(29)を恐喝の疑いで逮捕し、25日発表した。「話したくない」などと黙秘しているという。

 巣鴨署によると、団野容疑者は2月19日深夜、20~50代の男女4人=恐喝容疑で逮捕、指名手配=と共謀し、30代の男性会社員から現金1万7千円を脅し取った疑いがある。

 男性はインターネットの「合コン」サイトを介して知り合った女(29)とこの日、東京都豊島区の池袋駅西口付近で会い、団野容疑者の手引きで別の女(42)を含む計4人でホテルへ行った。その後、団野容疑者と近くのファミレスへ行くと、女の父親や示談を促す仲介者を装う男2人が登場。「強姦(ごうかん)罪になる」「警察沙汰になれば賠償金を支払うことになる」などと因縁をつけて、金を要求したという。

 署は団野容疑者が5人グループの中で主導的立場だったとみており、このグループが関与したとみられる同様の被害を都内で他5件確認。被害総額は600万円超に上るとみている。

2018年8月25日 朝日新聞デジタル:https://www.asahi.com/articles/ASL8T4JHCL8TUTIL00Q.html

こちらの事件の注目ポイントは金額の少なさです。17,000円というその場で払えてしまいそうな金額であるがゆえに、被害男性側も事を大きくしたくないという気持ちから払ってしまおうと、泣き寝入りしてしまう人が多かったのではないでしょうか。

盗撮版“美人局”か、男の「出来心」誘発した21歳妻の「ミニスカ」

 ミニ丈のワンピースをひらりとさせながら買い物をする若い女性。ただ、このミニスカは単なるファッションではなかった。「おとり」だ。それも、痴漢や盗撮犯を摘発するための“おとり捜査”ではない。

その逆。「美人局(つつもたせ)」の盗撮版といったところか、盗撮させた上で示談金名目で金を要求するためのおとりだったのだ。9月、恐喝容疑などで大阪府茨木市の会社員(31)ら3人が逮捕される事件があった。

この中には、おとりミニスカを演じたパート従業員で会社員の21歳の妻も含まれていた。事件をめぐっては被害届が取り下げられ、3人は結局、不起訴処分となったが、逮捕当時「盗撮はカネになる」と話していたという。実際、盗撮行為は増加し続けている。

「うちの嫁、盗撮したやろ」

 7月6日、休日の買い物客でにぎわう大阪・梅田の家電量販店の売り場。裾がふわりと広がったミニ丈のワンピース姿に、白いハイヒールを履いた若い女性の姿があった。

 商品を見るためなのか前屈みになる。そうすると、スカート丈がさらに短くなり太ももがあらわになる。「そそる、と表現すればいいのか。そんな姿だったようです」(捜査関係者)。

 大阪府警曽根崎署によると、買い物に訪れていた男性会社員(29)は、その姿が気になっていた。盗撮の欲望に駆られた男性は、自分のスマートフォンを女性に近づけ、スカートの中を盗撮した。

 しかし、その直後、男性は近づいてきた男にいきなりそのスマホを取り上げられた。

「うちの嫁、盗撮したやろ」。ミニスカの妻の夫だ。この夫は男性を店外に連れ出した。

「警察に行くか示談にするか、どっちや」

 夫は示談金50万円を要求。その場で1万円を奪った上で、後日、指定する場所に残りの49万円を持ってくるよう話をつけたという。

妻の「盗撮被害」がきっかけ

 男性がその日夜に、同署に相談したことで事件が発覚、この夫婦らの逮捕につながった。

 同署によると、夫婦らが犯行を思い立ったのは、妻が1年ほど前に神戸市内で盗撮被害にあったことがきっかけだったようだ。

 今回の事件で共犯として逮捕された夫の幼なじみで不動産業の男(30)と3人でいる際に盗撮被害の話をしたところ、「これは金になるかもしれない」と思いついたという。

 夫らが示談金名目に設定した50万円という金額は、大阪府迷惑防止条例違反(盗撮)罪の罰金上限額と同額だ。夫は罰金の上限を確認した上で、相手が納得できる額として設定していたとみられる。

「昨年の9月ごろから20回ぐらいやった。簡単に金が手に入り癖になった」

 調べに対し、夫は、そう話したという。

 裏を返せば、それだけ盗撮行為に走る男性が多いということにもなる。

身近な犯罪と化した「盗撮」

 盗撮被害は近年、全国的に増加している。

 警察庁によると、平成25年の摘発件数は2722件で、21年の倍近い数字に跳ね上がっている。

 実際、JR大阪駅などターミナル駅や多くの百貨店を管内に抱える曽根崎署の幹部も「うちの管内でも盗撮は多い」と話す。同署管内だけでも、今年1~8月の盗撮による摘発件数は約40件。多い月では10件に上る。

 被害は、駅やその周辺のエスカレーターや階段で犯行に及んでいるケースが多いといい、全体の7割近くがスマホなど携帯電話を使った盗撮だという。

 「昔は盗撮は特殊なカメラを使わないと実行できなかったが、カメラ付きの携帯電話が普及して以降、手軽な犯罪になってしまったのではないか」と、同署幹部は指摘する。

 盗撮が身近な犯罪行為になった現在、実際に被害に遭遇した今回の夫婦。被害者だったはずが、“泣き寝入り”することなく、その被害を逆手にとったともいえる。

 今の世の中、痴漢行為をめぐっても、犯行をでっち上げたり、同様に示談金名目でカネを脅し取る事件も起きている。

 一方、今回の事件で、実際におとりにひっかかって盗撮した男性は罪に問われるのか。

 同署によると、妻は盗撮されることを想定しており、男性の行為が「人を著しく羞恥させる」という府迷惑防止条例上の盗撮にはあたらないとしている。しかし、盗撮の衝動を抑えきれなかったことは事実である。

2014年10月3日 産経WEST-産経ニュース

こちらは出会い系サイトではあまりない事例ですが、わざと盗撮させることで被害男性側にも罪の意識をさせ、お金を請求するという悪質な手口でした。

こういった事例では男性側は泣き寝入りしてしまうことが容易に想像できます。本来であれば盗撮した男性は罪に問われますが、今回のようなおとりに引っかかって盗撮した場合は、盗撮にあたらない場合もあるそうですが、盗撮は立派な犯罪ですので男性側も悔い改めるべきですね。

実際に美人局に遭った体験談

被害に遭った男性

美人局で脅迫され、3回も金銭を要求されました。弁護士事務所に相談しても警察に相談するように言われるだけでした。

被害に遭った男性

ホテルに行く前に未成年だとは知っていましたが、関係を持ちました。ホテル後、怖い男性が妹に手を出したと脅迫してきました。そして、100万円を払うと示談書を書かされました。会社名や住所なども書かされ、免許証もカメラで写メを撮られました。

脅迫されても金銭は絶対に払ってはいけません。1回払って終わりではなく、何回も脅迫は続いたとの口コミは多数あります。払う前に警察に相談しましょう。払ってしまえば、相手の思うツボです。

美人局が横行するのは泣き寝入りしやすく男性はお金で解決してしまうから

なぜ美人局が存在するのかと言ったら、それはズバリ騙される男性が後を絶たないからです。

時代は変わっても、男性の性欲は変わりません。

可愛い女性と簡単に関係を持てるなら、男性は誘惑に負けてしまいますよね。

美人局が横行する理由は、騙される男性が後を絶たないからという理由だけでなく、被害男性が泣き寝入りしやすいという点もあります。

男性にとって女性関係は非常にデリケートな問題です。

「俺の嫁になにするんじゃ!!」や「俺の娘はまだ未成年だぞ!」と言われたら、慰謝料を払わされる!売春してしまった!と焦りますよね。

訴えられたら会社はクビ、家族はメチャクチャに..と考えたら、金銭を払って解決する方が良いと思ってしまいます。

ましてやそれが5万円や10万円など頑張れば払える金額なら、払った方が楽だと思ってお金を渡してしまいます。

泣き寝入りする男性が多く、美人局が成功してしまうから横行してしまい、それが何百年も美人局が続く理由なのです。

美人局の手口

美人局の特徴は、男性には困ってなさそうな美人な女性とトントン拍子に上手くいく事です。美女とホテルまでの流れがスムーズだと、それが罠の場合があります。

不思議なほど仲良くなる→ホテル→恐喝が流れ

  • 出会い系サイトなどインターネットで出会う
  • メールし合う、意気投合する
  • リアルアポでホテルへ
  • 男が現れて恐喝

インターネットで知り合ってからすぐにリアルアポに持ち込むパターンもあれば、何回かネットのやり取りがあってリアルアポの場合もあります。

また、食事をしてからホテルに行く場合もあれば、会ってすぐホテルに行く場合もあります。

いずれにせよ、可愛い女性と簡単に知り合って不思議なほど意気投合し、ホテルまでの流れがスムーズだったり女性が積極的過ぎるなどが美人局の特徴です。

ターゲットになりやすい男性

ターゲットは女性と体の関係を持ちたい男性です。

体の関係を持たせないで食事だけだと恐喝する材料として弱いので、ホテルに行きたい男性を狙います。

特に既婚者で遊びたい人などは家族がいるので、バレた時のリスクが高く狙われやすい人です。

美人、エッチそうな女性は要注意

美人局は男性にフックできるような美人が多く、出会い系サイトだと胸元が開いた服を着るなどエッチさをアピールした写真をプロフに利用して可能性があります。

また、すぐにセックスしたい、お金関係なくセフレが欲しいなども美人局の特徴です。

自分ってラッキー!と思ってると、美人局のターゲットにされてもなかなか気付きません。

なんでこんな美人が俺に?なんでこんなに積極的な女性?と、半信半疑ぐらいがちょうど良いです。

美人局に遭わないために注意すること

美人局の被害に合わないためには、美人局を見抜く力が必要です。また、仲良くなった女性が美人局かもしれないと疑っていけば、恐喝される確率はかなり減らせます。積極的過ぎる女性は警戒すべしですね。

美人局の可能性がある女性の特徴

美人局は本当の出会いではないので、出会い系サイトなどでメールするだけ無駄です。お金の無駄使いになるので、以下の女性には気を付けましょう。

  • プロフ写真がエロっぽい女性
  • プロフ写真が美人な女性
  • アダルトな出会いを求める女性
  • 最初から積極的過ぎる女性

美人局となる女性は、男性を引っ掛けるためにエロ可愛い女性を意識してる可能性が高いですので、出会い系サイトのプロフ写真で胸を強調してる女性、可愛い女性などは美人局の可能性があります。

また、出会い系サイトで女性はプロフ写真の顔出しをしてる人が少なく、顔出ししていても一部を隠してる人が多いです。もし全面的に顔出しし、エロそうな格好をしていたら美人局も疑うべきです。

そしてアダルトカテゴリーでお金関係なく出会いを求めている人も、美人局の可能性があります。さらに、分かりやすい美人局は積極的に男性にファーストメールを送りますので、こちらからメールしていないのにもかかわらず相手から送ってくるのは要注意です。

出会い系サイトは女性の数より男性の数が多く、女性から積極的にメールを送る事はあまりありません。

積極的に会いたい女性

全ての可愛い女性が美人局ではありませんし、美人局でも自分のタイプではない女性もいるでしょう。そこでメールする仲になっても、美人局の可能性は捨ててはいけません。

美人局は最初から馴れ馴れしいメールを送る、返信が常に早いなどの場合もあります。積極的に、会いたいなど言ってくる可能性もあります。

男性は積極的な女性に弱いので、ついつい俺に夢中になってくれてる!と勘違いしてしまうかもしれません。

  • エロ可愛い女性がファーストメールをくれて、すぐに会いたいなど言ってる!
  • 可愛い子となぜか最初から上手く行ってる!

こんな女性は美人局の可能性があり、要注意です。

リアルアポ後に美人局を見抜く方法

それでも美人局だと気付かず、もしリアルアポまで来てしまったとします。そうなると、被害に合わないためには体の関係を持たない事です。もし女性が、

  • デート中にメールばかり送ってる
  • 元彼や親、旦那は怖い人だと脅してくる
  • 自宅に来て欲しい、またはあなたの自宅に行きたいと女性自らが言う

などの行動や発言があれば美人局です。女性をすっぽかして帰りましょう。デート中にメールを送るのは、後から現れる脅迫役の男性にどこのホテルに向かうなど連絡を取るためです。

また、親や旦那は怖い人だと警告しておくと、後から脅迫役が来た時に金銭を脅しやすくなります。あなたの自宅に行きたいというのは、あなたの住所を特定して脅しやすくするため、自宅に来て欲しいのは脅迫役の男性が家にいるからです。

デート中にメールばかりする女性は失礼ですし、怖い親がいる、自宅に行きたいとか来て欲しいなどは普通の女性なら考えられません。あれ?なんか変だなと思ったら、ホテルに行く前に帰りましょう。

ホテルに入る写真を撮られてしまったらアウトです。常にこの女性って大丈夫かな?美人局じゃやいかな?と考えながら行動すると、未然に防げます。

美人局のまとめ

まとめ
  • お金は払わない
  • 未成年には手を出さない
  • 脅迫されたら警察へ

これらが自分できる最善策です。徹底するようにしましょう。美人局の手口は巧妙化しています。

最後まで美人局だと分からない場合もあるので、被害にあってしまったら警察に即行きましょう。そして、相手の脅迫には絶対に乗ってはいけません。

出会い系サイトで知らない女性と出会うのは楽しく、恋人同士になったなどの良い体験談は多数ありますが、危険な出会いかもしれないと常に頭に入れておくのは忘れないようにしましょう。

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この記事を書いた人

出会い系サイト創成期の1999年頃から利用しています。スタービーチのような無料掲示板時代から現代のマッチングアプリまで、様々な出会い系を利用したからこそわかる、マッチングのコツや出会いのコツを解説紹介しています。

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