日本のマナーや文化は外国人に受け入れられていますが、なかには外国人が受け付けられないものもありますよね。だからといって外国人との出会いに臆する事はありませんが、やってはいけない地雷だけは踏まないようにしましょう。
そして、一般的に知られているダメと言われる事についても検証します。
社交辞令を言わない
外国人と接する時は、社交辞令を言わない方が良いと言われます。「今度は家に遊びに来てね。」というような社交辞令をあまり親しくない人や、あまり親しくしたくない人に言ってしまうと、本当に家に遊びに来てイヤだったという事になりかねません。
と遊んだ後の別れ際に社交辞令で言ってしまうと、
と次のアポの約束をされてしまいます。そのため、社交辞令は外国人と接する時はあまり言わない方が良いです。
しかし、社交辞令でありながらも相手を褒める事は外国の文化に溶け込んでいくうえで大切なポイントとなり得ます。華やかなワンピースを着ている女性に対して、
と言ってあげたり、相手の髪型を変えた事に気づいて、たとえそれがあまり相手に似合っていなくても褒めてあげる事は相手を幸せにし、関係が深まっていきます。
褒めるところは、洋服や髪型、持ち物です。女性に対して体型を褒めるのは失礼やイヤらしさが出てしまいますが、男性に対して「痩せた?」などのダイエットに関しては、話題にして良いでしょう。
ボディータッチは気をつけよう
外国人はボディータッチが積極的だと言われています。しかし、必ずしもそうだとは言えません。ラテン系の国々は陽気で、ボディータッチは多いかもしれません。しかし、だからといって仲がまだ深くない人に触る事はあまり好まれない場合もあります。
また、アジアの国々だと、日本と同様にボディータッチを積極的にしない場合もあります。さらに、日本に住む外国人は日本人女性がボディータッチ慣れしていない事を良いことに、イヤらしい目でボディータッチをしてくる場合もあります。
ボディータッチを積極的にするのは、相手と親睦を深めてからにしましょう。
また、日本人女性で男性が過激にボディータッチをしてきたら、外国の文化だと我慢しないで、その男性とあまり関わらないようにしましょう。
国ごとにタブーな話題もある
外国人と話をする時は、相手の文化をよく理解するのも大切です。
例えば、ドイツ人に第二次世界大戦時のユダヤ人大虐殺について話をするとあまり良い顔をされません。また、カンボジア人にポル・ポト政権時の大虐殺を軽々しく口にするのもタブーです。
このように、過去の歴史で起こった悲しい出来事をその国の人に軽々しく話をするのはタブーです。また、イスラムの女性に肌を見せるように言うはあまり良くないですし、黒人に過去の奴隷制度を話すなどの差別的な会話は避けましょう。
相手が不愉快な思いをする話題には触れないようにするのがマナーです。
男性は女性にレディーファーストを忘れずに
これは外国人女性と付き合いたい男性向けのトピックスですが、男性は女性に優しくするのが外国人女性と上手く付き合っていくポイントです。
- ドアを開けて女性を先に通してから自分が入る
- 女性が持っている荷物を持ってあげる
- 飲食店のメニューを見る時は女性に先に見せてあげる
- メニューを女性の方へ見やすいように向きを変えてあげる
などがレディーファーストです。ようは、なんでも女性が先なのです。それをやってあげないと、親切じゃない男性だと思われてしまうかもしれません。
家族は大切にする姿勢
日本人にも家族を大切にする気持ちはありますが、その大切にする形がときには外国人に受け入れがたい場合があります。
亭主関白
例えば亭主関白です。亭主は大黒柱で家族に対して不干渉に思えますが、実は家族の事を思い、いざとなった時に力を発揮します。言葉や態度には現れない家族想いがあります。
しかし、外国人に亭主関白はあまり受け入れられません。男性が横暴に振る舞う姿は、レディーファーストがある文化の国々からしたら見るに耐えない文化です。
かかあ天下
また、かかあ天下もあまり良くはありません。男女平等が海外の国々では当たり前に進んでいるので、それを忘れないようにしましょう。
また、ベトナム人などは両親を敬う文化が日本よりも強くあります。日本人もご年配の方や両親を敬うのがマナーですが、母親を家政婦のように家事をするのが当たり前という概念を捨てたり、両親に暴言を吐く、家族を自分の所有物のように扱うなどの出来事を話すのは、外国人と接する時にやめましょう。
(家族に荷物を持たせてショッピングしていた、家族と仲が悪いなど…。)
まとめ
外国人と接する時は、タブーがあるのを意識しましょう。地雷を踏まなければ良好な関係が築けます。日本人はマナーが良い人が多いので、意識し過ぎずに相手を思いやる心があれば良しです。
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